破壊の女神によって、落雷とともに造られた雷の精霊RAIは、ぼろぼろの状態で生を与えられた。内臓を接触しなければ生きる事が出来ないため、近くを通りがかった虫を食って命を繋ぎ、女神に目をとめられる存在となる。女神から新たな力と目的を授けられたRAIは、更に強力な力を得る為に神の臓器と言われる女の内臓を手に入れた。その様子を透視してしまった夫のMAKEは、妻のもとへ駆け寄ったが、時はすでに遅かった。彼の心は復習にのまれる。
妻を殺された恨みで創造神は剣を造ったが、圧倒的な力の差によって一瞬にして制圧されてしまう。それでも彼の心の中の復讐心は燃え続け、それは創造の女神のもとへと届いた。彼は「世界を守る為」にもう一度GOKAとして新たな命を与えられ、旅に出る事になる。
GOKAを探し求めて旅を続けている戦士がいた。彼はRAIに殺された守護神MATAの転生した姿だった。記憶を持ち続けていて、生前夫であった戦士を探すために一人で旅を続けている。気持ちが落ち始めたころ、ようやく再会を果たした。
一方破壊の精霊RAIは、新たな力として授かった手下を引き連れ次々と聖地を制圧していった。彼は守護神たちの内臓を食べて強力になり続けている。
GOKAと出会って気を持ち直した戦士は自らをD.S.と名乗った。彼はGOKAといるだけで気持ちが上がっていくという、非常にポジティブな戦士だった。GOKAとD.S.は紆余曲折しながらもお互いの人格を知っていく。この時はまだGOKAはD.S.が生前妻だった人間の生まれ変わりだとは知る由もない。
彼らはこれからの計画を立てる為、作戦会議をはじめる。